一級建築士の学科試験、私は、意匠事務所で確認申請をバリバリ出す職種ではないので、学科Ⅲの「法規」で苦労しました。
ここでは、私なりの勉強法の一例を示して参考にして頂ければと思います。
(あくまで参考程度で…お願いします。)
法規は「4択!」→時間がない、、、
「法規」は、1時間45分の試験時間で、30問も回答しなければなりません。
いわゆる新試験以降は4択になり、30問×4択=120個の文章に対して「○」or「×」を判断しなければならず、時間が全く足りない。。。
単純計算すると、
1時間45分÷120問=52.5(秒/問)
早く法令集を引くために資格学校オリジナルのindexを貼り、重要な部分に「赤線」を引き、否定的な部分に「青線」を引き、ひたすら法令集を速く引く練習をする。。。
法令集の線引きだけで、毎日2時間ずつやっても2ヶ月近くかかるし、法律用語は難しいし…
4択の全部を法令集引いていたら、全く終わりません。
いかに手を抜くかを常に考えている私が出した結論は、、、
法規は「過去問を解きまくって覚える」→2択まで絞る
過去問を何回か解くと、2択までは絞れます。
法令集を全部覚える事は、私には到底無理ですが、過去問を解いているうちに、
「法規は良心に従っている」→0 or 1択は消えます
「過去問と同じような設問」→1 or 2択は消えます
これで、残り2択について法令集を引く。
慣れてくると、全く法令集を引かなくても回答できる問題も出てきます。
もちろん、線引きやindex、法令集を早く引く練習は大事です
まとめ
一級建築士として、試験元が求める能力は、
「基本的な法規は頭に入っていること」かつ
「なんとなぁく法的に怪しいところは、法令集を引いて確実に正誤を判断できる能力」
だと考えると、この「法規を覚えて2択まで絞る」勉強法もあながち間違っていないのかなと思います…。